うれしい一言

秋が深まってきましたね。

この間までけっこう暑かったので、ちょっとまだ身体が慣れないですね😅

さて、今日はバイオリンレッスンでちょっとした、(いや、だいぶ!)嬉しいことがありました。

小学生の生徒さんのレッスンでした。その子はレッスン中、どちらかというと落ち着きがあまりなくて・・・一回弾いたら座ってしまう、部屋のあっちへ行ってしまう。というのが毎回のお決まりです。レッスン嫌いなのかな?と、正直こちらが不安になることも。

でも良いところもたくさんある可愛い生徒さんです。

いつもそのような感じなのですが、この日もレッスンが無事に終わって、生徒さんが一言。

「あー楽しかった!!」

私の心の中「!!?」

私「今日、曲一つ仕上がったもんね!進んでよかったよね〜!」と言ったら、

生徒さん「いや、バイオリンを弾くのがたのしかった!」と。

嬉しいじゃないですか🎵 そんなふうに純粋に言ってくれるとは。

個人レッスンだからこそ、

生徒さんの気持ちや進行のペース、こうなりたいという希望に沿ってできるのだな、と改めて思いました。

わたしもますますレッスンが楽しくなりそうです。

10月体験レッスンのご案内

まだ暑さも残り、夏の疲れが出やすい時ですね。

あまり無理しないで過ごすようにしています☺️

さて10月のスケジュールをお知らせさせて頂きます。

ご都合が合わない場合は他の日程でも対応できると思います。お気軽にご相談ください。

お申し込み、お問い合わせはこちらから↓

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSclu5nfrv_4xmzrB0KCaWZpU_dEdI3PuxT8Sehj298MFKLMtQ/viewform?usp=sf_link

教本の変更が多発中です

最近、バイオリンレッスンで生徒さんとよりいっそう「向き合う」ことに集中していたためか、生徒さんの教本の変更が多発しております。

うん。これは、良いこと!

きちんと生徒さんの状況を拝見し、生徒さんの現在の声を聞くことで、こういった現象が起こるんですね。

例としては、

テクニックは上達しているのだけど、いざ弾いてみると、、楽譜のどこを弾いているのか、どの弦なのか混乱するときがある →譜読みと弦の理解度が原因?慣れも必要かも。

♯や♭が多くなって、どこを押さえればいいか混乱する →しばらく同じ調の曲や音階を練習して慣れてみる。

そもそも曲よりも、はじめから基礎練習だけをやりたい →オッケーです。生徒さんに合った基礎練習カリキュラムをご準備します。

などなど、、

私もホンネでお話すれば、生徒さんもホンネで返してくださる。ありがたいです!

新たに教本を開拓中ですが、いろいろ世界も広がって忙しくも楽しいです。

9月体験レッスンのご案内

9月体験レッスンのスケジュール表ができました。

カレンダーには現在空いている時間帯を記入してありますが、レッスンが入ってしまうこともございます。詳しくはお問い合わせください。

よろしくお願いいたします。

お申し込みお問い合わせはこちらからできます↓

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSclu5nfrv_4xmzrB0KCaWZpU_dEdI3PuxT8Sehj298MFKLMtQ/viewform?usp=sf_link

向き合うということ

バイオリン教室で最近よく思うのですが、

一回一回のレッスンは、とっっても大事なんだな、と改めて感じています。

それは、生徒さんと講師が向き合う唯一の時間だから。

私のバイオリン教室は常に一対一で1つのことに集中し、お話したり聴いたり、練習したり、習得したり、、いろいろなことをやってお互いに向き合う時間なのです。

楽器のレッスンは、一見毎回同じような内容を繰り返しているようでも、それは毎回違います。少しずつでも良い変化が必ずあるはずです。

一回30分のレッスンでも、レッスンの最初のバイオリンの音色と、最後の音色に必ず違いがあります。生徒さんの表情も和らいでいることが多いです。

レッスンでうまくできなかった事は、次につながる材料になるわけで。決して無駄ではないと思います。

そうして毎回少しずつ積み重ねていくと、やがて大きな結果がでてくるのだと確信しています。

生涯学べる音楽って本当にすばらしいですね🎵

これからも、向き合う時間を大切に、毎回のレッスンを集中していきたいと思います。

8月のバイオリン体験レッスン

今年も酷暑の夏ですね。。

生徒さんには、暑いなか無事に来ていただけるだけでもありがたいと思っています。

夏はレッスン中も水分補給しながらやっていきましょう。

さて8月のバイオリン体験レッスンスケジュールを更新しました。(初心者のピアノコースも可能です)

https://tol-app.jp/s/enchanteschool

(「予約する」というページに入り、「予約できる日を探す」からスケジュールが確認できます)

学校は夏休みなので、日中の時間帯も多めに設定させて頂きました。

気になった方はお気軽にお問い合わせいただければと思います。

よろしくお願いいたします。

第16回バイオリン発表会 ありがとうございました!

桜も満開を過ぎて、いまは葉桜がきれいですね。

先日、第16回目のバイオリン発表会が無事に終わりました。

ご参加いただいた皆さま、スタッフの皆さま、わたしの家族、ご協力いただき本当にありがとうございました!

バイオリン教室の一年で一番忙しいときが終わり、わたしもホッと一安心しております。

本番中いつも舞台袖で演奏を聴いて思うのですが、長年レッスンを続けてくださっている生徒さんは毎年上達ぶりが発揮されていますね!みなさんそれぞれの良いところが、よりはっきりと見えてきたように感じました。

初めて出演された生徒さんは緊張されたと思いますが、いつも通りにしっかりと弾くことができました。すばらしい!

発表会は一回きりの舞台です。生徒さんも講師も毎回緊張しています。ただ、その舞台が全てではなくて、今まで練習を積み重ねて頑張った、という道のりこそが一番大事なのではと思っております。試験でもコンクールでもない、バイオリン教室の発表会ですから😊知っているメンバーばかりで、和やかな雰囲気で行えることにも毎回感謝しております。

本当にありがとうございました!

入退院とリハビリ②

続きです。

幸い娘は点滴の効果が早くに現れ、完治とはいえなくとも無事に退院することができました。あとは通院の日々となりますが、やっと家族も少しずつ、普段の生活にもどってきました。

普通であるということが、どんなに恵まれていて幸せなことか。今回の娘の病気で思い知りました。

生きていればどんどん上を見てしまうし、どこまでも、満たされていないと思い込んでしまうこと、あると思います。きっと人はいつも悩みは尽きないし、何かを追い求めてしまう生きものだ、とも思います。

でも、「普通」であるってすごい事です。平常、すごい!素晴らしい。

よく親子の会話で 親「今日学校どうだった?」  子「フツー・・」

それ、最高だね!!と思えるようになりました。

安全な生活と、健康な心と身体があれば、なんだってできます。

電車だって、平常運転が一番ですよね。毎日も平常であることが一番なのです。

ところで、バイオリンのレッスンは無事に再開いたしました。生徒さんには、長らくお休みをいただきまして、本当にありがとうございました!生徒さんの優しさと、あたたかいお言葉に心底支えられました✨

そこで、、私はこれからリハビリなのです!

なんせ入院騒動で1ヶ月近く、まったくバイオリンを弾いていません。(コワイ・・・)

基礎練習をしなくては。音を出すのがとってもコワイですけど、リハビリ頑張ります(笑)

入退院とリハビリ①

今年初めてのブログ更新が2月末となってしまいました😅

一部の生徒さんにはすでにお話しているのですが、実は今年に入ってすぐ、娘が入院しました。

娘はそれまで健康で何も障害もなく、のほほんと過ごしていたのですが、突然両目が見えなくなってしまったのです。3日間ほどで。本当に焦って、不安で、、現実と思えない日々でした。親子で大病院に駆け込みまして、混雑する病院内で朝から夜まで、ハードな検査、検査、検査、、、の結果「視神経炎」という聞いたこのない病名を聞かされました。

即、入院してください!1ヶ月!!早くしないと網膜に影響が。と言われました。 

もう、早く治すためなら何でもやります!入院1ヶ月OKです、宜しくお願いします!! という感じでした。治療に使う薬の副作用や、今後行う検査の危険性、後遺症など、ちょっとすぐには受け止めきれない辛い話ばっかりでした。。。親の私が半泣き状態で、入院の説明を受け、、なんだかずっと現実ではない感覚でした。初診から2日間ほどのできごとが、まるで5日間くらいのように感じて。いろんなことがありすぎました。

そして娘の入院生活がスタートしたのですが、なんと小児病棟は親の付き添いが原則、のお話が。え!知らなかった・・。もう、そこから私生活がバッタバタでした。下の子はどうする?今日の保育園は誰がお迎えに行けるか?いまは誰もぜったい風邪引けない、大人の手が足りない、仕事休まなければ、連絡せねば、、、、と。常にスマホ片手に入院中の娘の介護、仕事の連絡、病院では急な検査も入ったり、診察、結果のこと、医師の重大な話、、、、もう頭はパンクしそうだし、病院生活ははじまったばかりだし、娘は目が見えないからずっとやることないし。

大きな検査を終えて、その後すぐにステロイドパルスという点滴治療が始まりました。3日間はずっと点滴を打ちます。どこへいくにも点滴スタンドと一緒!娘はいろいろな管につながれながら、親子でそのような生活を続けました。このとき娘は全盲に近かったので、わたしが食事を食べさせてあげたり、シャワーを手伝ったり、トイレも常に一緒に行きました。赤ちゃんに戻った感覚でした。

唯一、心底救われたのは、娘本人がいつでも明るいこと、いつも通りの娘であったこと、です。取り乱すことはいっさいありませんでした。

採血では合計16本血を抜いたり、背中に針を入れて髄膜液を採取したり、MRIを二回、CTも撮って、一時間近くかかる視野検査に耐えたり。目が見えなくて一番不安なのは本人のはずなのに、変わらずニコニコできるあなたって!娘、凄すぎる。入院生活をエンジョイしているように見えました。

人生で初めて経験した入院の付き添い。小児病棟では日々いろいろな光景がありました。

治療が痛くて泣き叫ぶ男の子、夜になると家に帰りたいと泣く女の子。点滴スタンドを持ちながら廊下を歩いていた男の子が、3日後には腰を曲げて、歩くのがやっとという光景を見た時は本当にショックでした。みんながんばっている。患者も家族も。フロアの看護師さんも、いつも充分に気を遣いながら働いてくれているのだ、というのがよくわかりました。

続く。

基礎練習は深い

初心者対象のバイオリン教室ですが、おかげさまで生徒さんは5年や10年以上在籍の方が増えています。

生徒さんは教本も進み、いろいろな曲が弾けるようになり、ビブラートやポジション移動などもできるようになっています。嬉しいですね!

そこで改めて感じるのは、「バイオリンの基礎練習の大切さ」。

一見よく弾けている生徒さんでも、レッスン中、私はよーーーく耳をすませて聴くように努力しています。

開放弦のボーイング、音は均一になっていますか?ゆがんでいませんか?音質はきれいかな?弓は一定のスピードで動かせているかな?などなど。

音程も、きれいにきこえる音程とそうでない音程が存在します💦

生徒さんの今の段階に合わせて、じつは細かくチェックをしています。

必ず何かあるので(その日の体調や練習具合によって)、一緒に、良い音作りをしていくための基礎練習をしています。

そうすることで、自分の音ができてくるのです

それは自分にしかだせない、自分の音です。

たとえば鉛筆をいつもきれいに削って綺麗な線がいつでも描けるように、

基礎練習は自分の音をきれいに磨いておく作業かもしれません。

自分がだせる綺麗な音が並べば、どんな曲もきれいにまとまるはずです。

わたしもサボりがちですが、(というかサボっている?)、、バイオリンの勉強は生涯続いています!

基礎練習とバイオリン、これからも細く長くやっていくつもりです(笑)